いざなぎ

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いざなぎ

   「富士には月見草がよく似合う」
Bar Lupin で片膝にもたれながら、そんな言葉をつぶやいて、女を口説いていたのは、テキーラに酔っぱらった太宰治氏でしょうか。
   「カボスにはラム酒がよく似合う」
柱を巡りながら、そんな言葉をつぶやいて、男ごころをくすぐっていたのは、神々の黄昏みたいな、いざなみの神でしょうか。
 けれども……
  苦みばしったようなテキーラもまた、ラムとは違った不思議な相性が、カボスとのあいだにもたらされ、いつしか忘れられないカクテルとなるならば……
 それは女性的なラムをこよなく愛した「いざなみ」ではなく、柱をめぐるそのダンスパートナー、「いざなぎ」の名称をこそ、掲げたくなるには違いありません。

いざなぎ の作り方

材料

レシピ

 カボスは四つ切りくらいにして握り絞るか、(ちょっと搾りにくいけど、)二つ割りにしてスクイーザーで絞る。スクイーザーで搾(しぼ)った場合は、その後さらに握りつぶすようにして果実を搾りきる。(このサワーは苦みも楽しみたいので、強めに搾ってしまってよい)

 カボス果汁は20cc必要で、個数ではなく、計量カップで量った方がよい。面倒な人は、ざっくばらんに、カボス1個を使用する。

 かぼす果汁とテキーラ50ccを混ぜ合わせ、そこに炭酸水150mlを注ぎ入れる。

 氷を適量加え、軽くステアして完成。

テキーラなリンク

ウィキペディア「テキーラ」
………テキーラとは、竜舌蘭(りゅうぜつらん/アガベ)から作られた蒸留酒である。アステカの伝統とスペインの情熱が結びついたとき、メキシコの特産となったと言われている。
ウィキペディア「いざなぎ」
………ウィキペディアの「いざなぎ」を検索。

2014/10/27(月)

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